2020-02-24

インストールからブラウザの起動まで - selenium - python

seleniumを使ってブラウザの操作をする。
まずはseleniumのインストールと使用するブラウザ用のドライバのダウンロード。

・ライブラリのインストール

コマンドプロンプトを起動し、
pip install selenium でseleniumをインストールする。


pip list でインストールされたことを確認。

seleniumを使うには urllib3 というライブラリも必要。
インストールされていない場合は同時にインストールされる。


・ブラウザ用ドライバのインストール

seleniumでブラウザを起動するにはブラウザ用のドライバが必要。
今回はChromeを使用する。

https://chromedriver.chromium.org/
ここからChrome用のドライバをダウンロードする。

DOWNLOADS をクリック。


使用しているChromeのバージョンに合わせて選択。


使用しているOSに合わせて選択。


ダウンロードしたzipファイルを解凍し chromedriver.exe を任意の場所に置く。
今回はCドライブの直下にchromedriverフォルダを作成し格納。



・pythonでブラウザを起動

準備が整ったのでpythonからChromeを起動してみる。

まずはseleniumから webdriver をインポート。
from selenium import webdriver


webdriver.Chrome() でインスタンスを作成し変数に代入する。
引数には executable_path= でchromedriver.exeのパスを指定。
from selenium import webdriver

brows = webdriver.Chrome( executable_path=r'C:\chromedriver\chromedriver.exe' )


インスタンスを代入した変数に .get()でブラウザを起動する。
引数にアクセスしたいページのURLを指定。
YAHOOのページを開いてみる。
from selenium import webdriver

brows = webdriver.Chrome( executable_path=r'C:\chromedriver\chromedriver.exe' )

brows.get( 'https://www.yahoo.co.jp/' )


.quit() でブラウザを閉じる。
import time    #標準ライブラリのtimeをインポート
from selenium import webdriver

brows = webdriver.Chrome( executable_path=r'C:\chromedriver\chromedriver.exe' )

brows.get( 'https://www.yahoo.co.jp/' )

time.sleep( 5 )    #time.sleep()で実行を5秒停止

brows.quit()    #5秒経過したら閉じる



・おまけ chromedriverのパスについて

環境変数にchromedriverのパスを指定しておくと
コード内でパスを指定する必要がなくなる。

import time
from selenium import webdriver

brows = webdriver.Chrome()   #パスを指定しなくてもOK

brows.get( 'https://www.yahoo.co.jp/' )

time.sleep( 5 )

brows.quit()



環境変数の設定についてはこちらを参考に。

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